Linea Consulting

クオンツ・コンサルティングの年収とキャリア環境を解説

クオンツ・コンサルティングの年収とキャリア環境を解説

東証プライム上場のクオンツ総研ホールディングス(旧M&A総研ホールディングス)のグループ会社として、2023年に設立された「クオンツ・コンサルティング」。戦略・IT/DX・M&Aの3領域をカバーするワンプール型の組織で、創業からわずか2年で150名を超える規模に成長しています。

本記事では、クオンツ・コンサルティングの年収の実態と、急成長を続ける背景について解説します。

クオンツ・コンサルティングとは?東証プライム上場グループ発の新興コンサルファーム

株式会社クオンツ・コンサルティングは、クオンツ総研ホールディングス(東証プライム: 9552)のグループ会社として2023年10月に設立されたコンサルティングファームです。

戦略コンサルティング、IT/DXコンサルティング、M&A/金融コンサルティングの3領域で、企業の経営課題を一気通貫で支援しています。

クオンツコンサルティングロゴ

項目内容
法人名株式会社クオンツ・コンサルティング
設立2023年10月
代表者佐上 峻作(代表取締役社長)
従業員数154名(2025年9月末時点)
本社所在地東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 18階
グループクオンツ総研ホールディングス(東証プライム: 9552)
上場区分非上場(親会社が東証プライム上場)

(出所:クオンツ・コンサルティング 公式HPほか各種公開情報 )

ワンプール制で全領域に挑む組織体制

クオンツ・コンサルティングの最大の特徴は、コンサルタントが特定の領域に固定されない「ワンプール制」を採用している点です。

若手(アソシエイト〜コンサルタント)は完全ワンプール制のもと、戦略・IT/DX・M&Aのすべての領域を経験します。中堅のシニアコンサルタント層ではStrategy PoolとIT・DX Operation Poolに分かれて専門性を深めつつ、マネージャー以上では再びワンプール制に戻り、領域を横断してプロジェクトを推進します。

この段階的なワンプール制により、若手のうちに幅広い経験を積みながら、中堅で専門性を確立し、管理職では領域横断の視点でクライアントの課題に取り組める仕組みが整っています。

創業2年で150名超、急拡大を続ける成長フェーズ

クオンツ・コンサルティングは、2023年10月の設立からわずか2年で従業員数154名に到達しました。2026年9月期には300名体制を目指し、中期的には500名、5年目には1,000名規模を視野に入れた拡大計画を掲げています。

この急成長を支えているのが、親会社クオンツ総研ホールディングスの経営基盤です。親会社は2026年1月にM&A総研ホールディングスから社名を変更し、コンサルティング事業の本格展開を明確に打ち出しました。グループ全体の売上高は160億円を超え、コンサルティング事業への積極的な投資が続いています。

クオンツ総研ホールディングスの売上高

(出所:クオンツ総研ホールディングス公式HP)

クライアントのリピート率は98%以上を維持しており、サービス品質への評価がさらなる成長の土台となっています。

クオンツ・コンサルティングの役職別・推定年収

クオンツ・コンサルティングは非上場企業のため、有価証券報告書による平均年収の開示はありません。以下の年収データは、公開情報と弊社の業界知見をもとに作成した推定値です。

6段階の役職と年収レンジ

クオンツ・コンサルティングのキャリアパスは、アソシエイトからパートナーまで6段階で構成されています。

コンサルティング未経験者はアソシエイトからスタートし、経験者は経歴に応じたポジションで入社が可能です。

役職年次目安推定年収レンジ
アソシエイト1〜2年目400〜600万円
コンサルタント2〜4年目600〜800万円
シニアコンサルタント4〜7年目800〜1,200万円
マネージャー7年目〜1,200〜1,600万円
シニアマネージャー10年目〜1,500万円〜
パートナー―2,000万円〜

(出所:弊社独自調べ)

上記は公開情報と弊社の業界知見をもとに作成した目安です。実際の報酬は個人の経験・担当領域・評価によって変動します。

年代別の推定年収

役職と年次の対応関係から、年代別の年収水準をまとめると以下のようになります。

新興ファームのため昇進スピードには個人差がありますが、組織の急拡大に伴いポジションが生まれやすい環境にあります。

年代想定役職推定年収レンジ
20代後半アソシエイト〜コンサルタント400〜800万円
30代前半コンサルタント〜シニアコンサルタント600〜1,200万円
30代後半シニアコンサルタント〜マネージャー800〜1,600万円
40代マネージャー〜シニアマネージャー1,200万円〜
50代シニアマネージャー~パートナー2,000万円~

(出所:弊社独自調べ)

他コンサルティングファームとの比較

クオンツ・コンサルティングは設立間もない新興ファームですが、東証プライム上場グループを母体に持ち、戦略・IT/DX・M&Aの3領域をカバーする総合型のポジショニングを取っています。

以下は、コンサルティングファームの主要カテゴリとの位置づけの違いです。

カテゴリ組織の特徴キャリアへの影響
クオンツ・コンサルティングワンプール制で戦略・IT/DX・M&Aの3領域を一気通貫で支援。東証プライム上場グループの新興ファーム急拡大期のため昇進機会が豊富。幅広い領域の経験を早期に積める
Big4コンサルグローバルネットワークを持つ大規模総合ファーム。監査法人グループの安定基盤充実した研修制度とグローバル案件。組織が大きい分、昇進競争も厳しい
戦略系ファーム少数精鋭で経営の上流課題に特化。高い報酬水準経営層への直接提言機会が多い。採用の門戸は狭い
総合系・IT系コンサルIT導入・業務改革を大規模に推進。実装フェーズまで一貫支援テクノロジースキルが身につきやすい。事業会社への転職市場でも評価が高い

(出所:弊社独自調べ)

クオンツ・コンサルティングの年収を支える3つの要因

設立から間もないクオンツ・コンサルティングが、業界水準に見合う報酬を提示できる背景には、グループの経営基盤と成長戦略があります。

東証プライム上場グループの財務基盤

クオンツ・コンサルティングの親会社であるクオンツ総研ホールディングスは、東証プライム市場に上場しています。グループ全体の売上高は2025年9月期で166億円、2026年9月期には220億円を見込んでおり、安定した財務基盤がコンサルティング事業への投資と人材への報酬を支えています。

独立系の新興ファームが直面しがちな資金面の制約を受けにくい点は、クオンツ・コンサルティングが競争力のある報酬を維持できる大きな要因です。

急拡大フェーズにおける人材獲得競争

2年間で154名体制を築き、さらに300名、500名と拡大を続けるクオンツ・コンサルティングにとって、即戦力人材の採用は最重要課題です。Big4や戦略ファーム出身のコンサルタントを惹きつけるには、前職と遜色のない報酬水準の提示が不可欠です。

実際に、パートナークラスの主要メンバーにはデロイトやEY出身者が名を連ねており、こうした経験豊富な人材を獲得できていること自体が、報酬水準の競争力を示しています。

高単価領域に特化した案件構成

クオンツ・コンサルティングが手がける戦略策定、M&A支援、DX推進は、いずれもコンサルティングのなかでも単価の高い領域です。特にM&A領域では、親会社グループがM&Aアドバイザリーで培ったノウハウとネットワークを活用でき、案件の獲得力が高い点が強みとなっています。

クライアントのリピート率98%以上という数字が示す通り、高い顧客満足度がリピート受注を生み、安定した収益基盤を構築しています。この収益力が、コンサルタントへの報酬還元を可能にしています。

成長フェーズならではのキャリア環境

クオンツ・コンサルティングは設立から3年目を迎え、組織が急速に拡大しているフェーズにあります。大手ファームとは異なり、完成された組織に加わるのではなく、組織そのものを作り上げていく経験ができる点が特徴です。

ワンプール制のもとで戦略・IT/DX・M&Aの幅広い案件を経験できるため、特定領域に早期に固定されるリスクが低く、自分の適性を見極めながらキャリアを構築できます。組織の拡大に伴い、新しいプロジェクトチームのリーダーやマネジメントポジションが次々と生まれるため、大手ファームに比べて早期に裁量の大きな役割を担える可能性があります。

また、親会社であるクオンツ総研ホールディングスがM&Aアドバイザリー事業やメディア事業などを展開しているため、グループ内でのキャリアの選択肢も広がっています。

コンサルティングスキルを軸に、M&A実務やテクノロジー事業など、異なるフィールドへの挑戦も視野に入れられる環境です。

まとめ

クオンツ・コンサルティングは、東証プライム上場のクオンツ総研ホールディングスを母体に、戦略・IT/DX・M&Aの3領域を一気通貫で支援する新興コンサルティングファームです。

設立からわずか2年で150名を超える規模に成長し、ワンプール制のもとで幅広い経験を積めるキャリア環境が整いつつあります。急拡大フェーズにある今、昇進機会が豊富な点は大手ファームにはない魅力です。

クオンツ・コンサルティングの転職にご関心をお持ちの方は、コンサル業界に特化した転職エージェントリネアコンサルティングにご相談ください。業界出身のアドバイザーが、職務経歴書の作成から面接対策、年収交渉まで一貫してサポートいたします。

まずは無料転職相談からお気軽にお問い合わせください。

監修者

大森 崇

1998年にリクルートグループ入社後、ベリングポイント(現PwCコンサルティング)にて、採用責任者として年間250名以上のコンサルタント採用や研修を担当。2008年にリネアコンサルティングを設立し、代表取締役社長に就任。今まで1万人以上の転職支援や、企業の採用支援RPOに関わる。企業の採用・経営支援に従事する傍ら、Gallup認定ストレングスコーチとしても活動。ビズリーチ「日本ヘッドハンター大賞」コンサル部門MVP、日経HRエージェントアワードMVPなど受賞歴多数。YouTube「コンサルキャリアch」運営。

関連記事

新着記事・コンテンツ

コンサル・ポストコンサルのキャリアを、次のステージへ。

まずはお気軽にご相談ください。